【7日目:行きたかった鳥海湖と、思いがけない秘境】
日程:2008年8月8日
行程:大物忌神社〜新山(頂上)〜千蛇谷雪渓〜七五三掛〜御浜小屋〜千畳が原〜月山森〜河原宿小屋〜滝の小屋
朝焼けに合わせて起床。
結構みんな始動が早かった。
七高山の方がさえぎるものがなくてご来光にはいいとは聞いていたけれど、
七高山へ行ったあと新山へ行くのは、
足の状況からしてもこのバテ具合からしても自身がなかったので、
七高山は諦めて、新山だけに絞った。
小屋の左にあった頂上方面への案内は、昨日途中まで行ってみたところ、
頂上までかなりの道のりがあった。
それにガレ場なのにアップダウンがきつくて、まだ暗いのもあって、余計に時間がかかりそうで
日の出に間に合わない気がした。
小屋裏の途中まで雪渓を歩いていくところは、
先生が戻ってきた時間から考えて近いと思ったので、雪渓から取り付くことに。
途中までいくと2人くらいが、ここでもない、あそこでもないと印を探している。
「印、ありましたぁ?」
と大声で聞いてみると、
「ないんで、とりあえず登ってみます!」
と言って行ってしまった。
と、どんどん明るくなってきた。こりゃやばい!
私も適当なところでガレ場の山に取り付いて頂上をめざした。
こんなところで浮石で足をやられたらとんでもないことになってしまう。
急いでもあくまで慎重に・・・
そして何とか日の出前に頂上に到達できた。

☆七高山方面と日の出

☆やったぞーーー!

☆山頂標識

☆陰鳥海
頂上で日の出を堪能して下るとき、こんなのがありました。
「安産の神様 胎内くぐり」

一応・・・
くぐっておきました^^;

この辺はまだ全然マシなほうだけど、

こんなガレ場が続いてました。

これが本当の陰鳥海?

今日も海まで見えます。

次は通りたかったところの一つ、千蛇谷雪渓を目指します。

☆千蛇谷雪渓(七五三掛に向かって)

☆モン吉のポーズ

☆千蛇谷雪渓(鳥海山に向かって)
本当は左上に鳥海山が見えているんだけど、
明るすぎて私のコンパクトデジではこれが限界。

七五三掛から御田ヶ原分岐に向かう。

ずっと続く緩やかな登山道

今日も最高のお天気です。

道の両脇は

常にお花がお出迎え。

のぼりの手前が御田ヶ原分岐
分岐を超えて暫く登ると・・・

ニッコウキスゲが一面に咲き乱れていました♪

そして、この丘を越えると・・・

見えました!
鳥海湖♪

これがずっと見たかった。
鳥海湖に来たあたり、何か食べなきゃいけないけど、
固形物が喉を通らない。
確実にバテている。
でも食べなきゃ〜と頑張って菓子パンの3分の1を押し込むがそれ以上は無理だった。
バテバテなんだけど、気分はかなり良い。

はぁはぁ言いながら、色んな角度から鳥海湖を撮ったりした。


そして、御田ヶ原分岐まで戻る。

ずっと鳥海山を目の前にして

歩く・・・


御田ヶ原分岐を曲がると・・・

ここで鳥海山とはお別れ。
バイバイまた会えるかな?
会いたいな♪

こんな道を・・・

どんどん下っていって・・・

どんどん下って・・・
すると・・・
何だか、静かな空間へ引き寄せられる・・・

どんどん先を行き・・・

正面の登りを抜けると、
その先は・・・

360度山に囲まれた大湿原。
さっき、行列のようにいた登山者たちの姿は全くなく、ここを通ったのは私ともう一人いただけ。
心が研ぎ澄まされたかのような。

その場所の名前は
「千畳ヶ原」
秘境みたいなところ。
うまく繋げられなかったけど・・・^^;
写真ではうまく伝わらないかもしれないけれど、
360度こんな景色で囲まれているんです。
ちょうどこの大湿原のど真ん中にポツリと私一人だけが立っていた。
時間が止まったかのようでした。

まさに秘境でした。

正面の岩場を越えると河原宿の方面に戻ります。

その登りの岩場を登るにつれて、千畳ヶ原が一望できました。

これもまた、いとをかし。

キリン、ラガービール

誰もいなくて・・・
聞こえるのは風の音と小鳥のさえずりだけ。
あの瞬間、本当に時間がぴたっと止まっていたのかも。
湿原から月山森へ抜ける登りの岩場ですこし腰をかけて
しばらく目の前に広がる大湿原を眺めていました。

目を閉じると、
この心地よさで少し眠ってしまった。
カクンとなって目が覚めた。
あぁ〜〜、もう少しここに居たい

月山森から河原宿へ続く道も・・・

本当に気持ちよかった♪

そして、河原宿が見えてきました。

この瞬間、
もうすぐこの鳥海山の山歩きが終わっちゃうんだな〜
って思えて、とっても寂しかった。

下山道も沢山の花々がお見送り。

どうもありがとう。

そして、ここをくぐると・・・

あ〜あ、終わっちゃったな。
でも・・・

この5日間歩き続けてちょっと達成感♪♪

山が湯気上げてるみたい。

はじめは何だか一人で寂しかった、今回の夏休み。
でも、山形の方々の心の温かさが身に沁みた旅でもありました。
旅人に優しい県、山形県。
きっと、旅人にだけではないはず。
時間がゆっくり流れている県。
毎日、時間と仕事に追われている私にとって、
とっても心地のよい癒しの場所でした。
山形がこのたった1週間で大好きになりました。
また、絶対に来たい!!
ここに住みたいとさえ思ったくらいでした。
お会いした方々、そして山形県、山形の山々、
素晴らしい夏休みをどうもありがとう☆
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