≪行程(2日目)≫
位ヶ原(くらい)〜肩の小屋〜朝日岳(多分)〜蚕玉岳〜剣ヶ峰〜位ヶ原(くらい)〜スキー場下山



次に目が覚めたのは5時20分。
微妙な雲のかかりかた・・・朝焼けドラマはありませんでした。
乗鞍が焼けることもありませんでした。




ドラマはないけど・・・





光もないけど・・・




そんなに悪くもない朝です。



出発前にまっぴ〜が靴底カイロをくれた。
ほっそ長いんだけど、
これがまた想像以上に暖かい!
冷え性の私にはありがたい逸品!
Thank you★


さぁ行けるところまで行きましょうか。
まっぴ〜の終電時間から逆算して
3時間歩いて山頂に行けなかったら諦めるってことで。


登り出したのは8時半。
ここからどこを通って歩けばいいんだろうね。
肩の小屋までは山スキーのシールのトレースを辿った。
私はスノーシューで、まっぴはつぼ足で。



とりあえず、コルになっているところ、肩の小屋を目指して。
ココまで行って次考えよう。





肩の小屋付近でプチ休憩。





肩の小屋から上はスキーのトレースはなく、自分達で判断しながら進む。
上に行くほど雪がしまっていたので、スノーシューの前歯をしっかりかませて登る。
それでもまっぴはつぼ足。

下から見るとなだらかな斜面に見えるんだケド・・・
結構しんどかった・・・
スノーシューの歯を噛ませるために常につま先で立ってたのが特にしんどかった。

少し雪がしまっていると思ったら
風でたまった雪の段差に足を置いてしまってたまにズルズル滑ったり。

ハーハー言いながらようやく朝日岳と思われる場所に到着。
ここで!
ずっと見えなかった御岳が顔を出した★★
ずっと乗鞍が邪魔をして見えてなかったのだ。

感激〜♪




しかも立派なえびのしっぽ(が凍ったバージョン)
曇りと白色が多い構図に弱い私のデジカメでは上手く撮れず残念・・・


ここから先は2人ともアイゼンを履いて山頂を目指す。
あと1時間くらいでしょうか?


  


途中の蚕玉岳。
もう剣ヶ峰すぐそこやん!



朝日岳から1時間以上かかるかと思ったら、30分もかからずさくっと到着☆




そして、乗鞍山頂に到達して、ビックリ!!

まず、乗鞍岳山頂から見る御岳は富士山みたいに雄大で感動☆
そして、山頂の社やトリイがオブジェと化していた。



乗鞍岳山頂の社



オブジェだね〜


そしてそのオブジェを・・・


・・・食べる私。
(この写真を撮ったのは実はもうちょっと先の方。)




この辺りから日も差してきて明るくなってきたりで、
風は強かったけど、これらの色んな絶景から離れたくなかった。

そしてそんな風にテンションが上がったときには
やっぱりおきまりのこのパクリポーズ☆




イエイ♪


さ、どうやって下ろうか?
さっきの朝日岳の下りは最高に気持ちよかったけど、
もう上りたくはない。

コルみたいなところから下を見下ろすと雪崩のおきそうな急斜面でもないし、
ここから降りることに。





雪崩れそうなところはないかなぁ〜と入念にチェック。





そして、あまり左には行かないようにと判断して右へ右へ、
ダーーーーーっ




振り返るとまっぴ〜がいい感じでした☆


しばらく歩くと、立派なシュカブラがいっぱい出現!
コレだよ!コレ!
乗鞍でコレが見たかったの!!

もう時期的にないかなぁ〜と思っていたけれど、しっかり残っていました。
感激〜☆

しかし、この立派なシュカブラ写真は
私の年老いたカメラちゃんの都合で残念ながらありません。


この辺の斜面はフカフカだったり、急にがちがちに凍っていたり。
そのがちがち斜面でまっぴが尻セードで降りていった。
結構スピード出てたんで、私は遠慮しときマース。

で、まっぴ〜がピッケルで滑落停止する。

あ、それは私もやってみよう!!
というか、やっておこう。(訓練)
しかし、怖くてあまり豪快に滑れないf^^;

まっぴ〜に動画撮影をお願いする。

ま:「かっこよくやってよ〜」

と・こ・ろ・が・・・
ちょろっと滑っては、すぐ停止。
ちょろっと滑っては、すぐ停止。

だって怖いんだもの。。。
やっぱり私は軟弱隊員f^^;

そんなこんなで、そんな風にちょろちょろ遊びながら、
そして私が放り投げたばっかりにつるつる〜と滑っていったものを
まっぴ〜が取りにいってくれたりと迷惑かけながら、テントまで帰ってきた。

もうすっかり良いお天気だね〜
日差しが暑いくらい。



モ:「まいど!」


暖かくなったおかげでテントに付いた霜もカラっ乾いたし、
撤収も楽々だった。



テント場の跡


再び重い荷物を持って下山〜。





なんでこんなに晴れているの?
あれ?あの予報は何だった???




さよなら乗鞍、ありがとね!


リフトトップの場所まで戻るのは結構早かった☆
が・・・
ゲレンデを下るのが長い長い・・・(汗&苦)
しかも、暑い暑い。
日差しが強い強い。


美白命のモン吉はかなりの日焼けをしてしまいました。
美白しきれてないんで、トップページの文言は削除させていただきました(笑)


途中のレストハウスでプチ休憩♪




ま:「あんなところから一気に降りてきたんだね〜」
と、しみじみ、まっぴ〜。





温泉に入って、ソフトクリーム頬張って、松本駅までまっぴーを送って帰途に着きました。

ある意味、本当にミステリーだった2日間。


土曜日の午前中は、色んな山を想像してドキドキワクワクしたミステリー。
どこへ行くか直前まで分からないミステリーツアー。
企画者側まで知らないなんて異質だけどf^^;


乗鞍ではどこを歩いたらいいかとか、あれこれ考えたミステリー。
最終的には、2人ともにとってミステリーツアーになったね。


私にとっては、テントの中でもあらゆるものが凍ってしまう
(プチ)厳冬期にテント泊できたことも達成感でいっぱいだった。
(っていうか、想像以上に快適だったんだけど・・・)


到達できないと思っていた山頂にも到達できてそれも達成感。
いっぱいお喋りもして充実感も。
達成感、充実感いっぱいのあほあほ同期会でした♪



まっぴ〜、テントなど持ってくれたり荷物のサポートや荷物追っかけてくれてありがとう!
写真もいっぱいありがとうね☆
ポイポイ習慣は今後気を付けるねf^^;


めっちゃ楽しい時間をありがとう♪
また行こね〜☆






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