立山 BC
まず最初に・・・
この山行記は、2009年のBCのあとすぐに書き留めましたが
それは1日目(全部)、2日目(全部)と、3日目(シメの部分)だけでした。
3日目の山行部分を編集しないまま月日が流れて
長年の間、公開するタイミングを逃して、ずっと下書きとして眠っておりました。
5年以上も経った今、公開しようと心に決めました。
でも、当時の思ったことをそのまま残しておきたいので、
5年前当時に書き綴った部分は、一切編集しておりません。
3日目の全く作成していなかった山行部分については
写真の追加と、簡単な説明のみ黄緑色で追記しました。
2015.3.16
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日程:2009年5月3〜5日
≪山行仲間≫
総合妄想家(自称一番まともな人間:T氏)
総合滑雪家(ホルモン屋みっちゃん:Y氏)
総合園芸家(漬物屋:K氏)
総合大食家(増田鮮魚店:M氏)
総合山岳ロボ(金物店:モン吉☆)
≪1日目:立山駅〜室堂〜雷鳥沢〜剱御前小屋≫
この色んな名前を持つ人たちの集団は一体・・・??
そんな愉快な方々に誘ってもらって立山へ♪
この仲間関係で、スキーヤーオンリーの山行は初めてなのでちょっぴりワクワクです。
地方高速どこまで行っても1000円の効果で懸念されたGWの渋滞。
しっかり渋滞してました。
夜の12時頃発だったので、車の中で眠らせていただこうと思いきや・・・
スキーのDVDを流しておられたので、ついつい見てしまい、あまり寝られず・・・
そして立山駅周辺の駐車場もすごい車の台数です。
何とか5時半ごろ立山駅に到着。
駅前の駐車場にはもちろん停められず、河川敷の方に降りて駐車できた。
けど、それから30分もしない間にものの見事に河川敷の駐車場もいっぱいになりました。
ケーブル&バスの切符売り場の状況が分からないので総合妄想家(T氏)が先に見に行ってくれた。
その間にあとの4人が準備し、準備できた人と交代ってことで。
すると、
総合滑雪家(Y氏):「お譲!準備はできたか?行くぞ!」
総合妄想家(T氏)と順番並びを代わるため、総合滑雪家(Y氏)と立山駅へ向かう。
その際、滑雪家が、
「お譲は、アイアンウーマンだな!」
えーーーっと・・・
それはどういう意味でしょうか?
鉄のように強いという意味でしょうか??
それとも、重いという意味でしょうか???
・・・いずれにしても、嬉しくないんですが…f^^;
立山駅は凄い人でした。
7時のケーブルカーの切符を買い、美女平からはバスに乗って室堂まで。
美女平でバスを待っているとき、
スキーやボードを担いだ人達を不思議そうにみている観光客に対して、
ガイドさんが詳細を説明している様子。
3週間前は、板を担いだBCの人達が本当に羨ましかった。
今は・・・ザック背負って、板を片手にバス待ちをしていることですら嬉しく思える♪
もちろんバスの中では爆睡。
でもちょっとだけ雪の大谷撮影。
室堂に近づくにつれて驚いた!
4月18日に両親と来たときは立山三山も山崎カールも浄土山方面も、
もっともっともーーーっと、真っ白だった。
なのに景色が随分黒い!!
3週間でこんなにも溶けちゃうの???
★オンマウスしてください★
撮った角度はちがうけど、同じ山でこれだけ雪の量が違うのが分かります。
室堂のビジターセンターから屋上にたところのコンクリで思いっきり足を滑らせて転倒。
周囲の人に「大丈夫ですか?」といわれつつ、笑いをこらえたような表情で見つめられる。
超、恥ずかしかった。
☆右に見える点々状はみんな人!
室堂から少し板を担ぎ、雷鳥沢のテン場付近までプチ滑走。
2泊分の荷物を背負っての滑走は初めてです。
荷物重たい〜〜!
しかも、前日滑った人のトレース後がそのまま凍ってボコボコで足は取られるわ、
荷物は重くて太ももがすぐにやられるわで、この先が思いやられた。
☆雷鳥沢のテン場は超カラフル
☆シール装着中
☆雷鳥沢は長蛇の列!!
シールを貼り、雷鳥沢を登って剱御前小屋を目指します。
雷鳥沢〜剱御前の道のり・・・
長蛇の列でございます。
娑婆娑婆でございます。
この列の後につくか、ちょっと急にはなるけど、
右側から少し窪んだところを攻めて長蛇の列をごぼう抜きするか。
右の少し急なところからつめることになりました。
下の方は雪まで娑婆雪で滑りやすいけど、
ちゃんと踵で踏みつけてシールが効くように歩く。
シール歩行中・・・
(キーンガシャン、キーンガシャン☆)
昨年、火打山でMAXだった恐怖心もいまはだいぶ克服された模様・・・
振り返れば・・・
絶景♪
人の行列に合流して、急斜面、平らな部分、急斜面、平らな部分が繰り返し続く。
急なところではシールで悪戦苦闘しているスキーヤーが沢山見られ、
諦めて板を担いでいる人もいるが、担ぐのも面倒くさい。
我々はこのままシールで上がることにした。
気温が下がってきて雪も締まってきているので、これはこれで滑りそうでこわかった。
しっかり足場を確保するために、バン!バン!(ガシャン、ガシャン)と板を蹴りつけて登った。
すると前方で総合滑雪家が転倒!
手を差し伸べるが拒否される。
なので、「お先に〜」と、ガシャン、ガシャン横から先に進ませてもらった。
このことが後で、ネタに取り上げられることになろうとは・・・
☆尾根道も娑婆娑婆
こんな感じで剱御前小屋到着です。
☆剱岳が見えた♪
やっぱりかっこええな〜〜♪
剣御前小屋では、5人で一部屋貸切することができました。
寝場所をじゃんけんで決めてから、
食堂で煮炊きをしていいとのことなので食堂へ。
そして乾杯&ハッピーバースデー総合園芸家☆
写真が示すとおり、まだまだ早い時間でごじゃります。
もちろん、滑りに??
にしてもこの小屋、結構寒い。
部屋に戻るとなお一層寒い。
外も風が強くて結構寒そう。
滑りに行こうかどうかみんな迷っていると
総合滑雪家はちょっと「タバコを吸いに行って来る」と言ったっきり戻ってこない。
小屋内をウロウロしていると談話室発見!
ストーブが炊かれていてとってもあたたかそう。
その部屋の中で誰か寝ていると思ったら!
総合滑雪家だったf^^;
寝不足MAXだった私はそれを見て談話室に吸い込まれる。
「あったか〜い(*^O^*)」
そのうち総合妄想家も来て寝始める。
総合園芸家も増田鮮魚店も寒い部屋で毛布に包まって寝ていたらしい。
そんな我らの寝顔を隠し撮りしていた総合園芸家。。。
寝顔フェチ?
そんな感じで1日目は滑らずに終わってしまった。
夕食前に一度起きて、みんなで部屋でお喋りしているとき、
総合滑雪家に
「俺が雷鳥沢こけている横からキーガシャン、キーガシャンと追い抜いていきよってからに・・・!
お譲、ロボコップみたいな奴だな!これから、お嬢はロボだ!おい、ロボ!」
手を差し伸べたのに拒否したじゃないですか(涙)
あの辺りは滑りそうだったし、総合滑雪家もこけてるほどだから、
私も必死に登ってたんですよ。
急だったし・・・
それで、板を蹴りつけて登っていたら、ロボコップですか???!
そんな風な流れで、「ロボ」と呼ばれるようになってしまった。
始めは少し不服だったものの、気が付けば
T氏:「ロボ、○○は▽▽やったっけ?」
私:「そうだったと思いますよ〜」
みたいな感じで、普通に受け答えするようになってました(笑)
窓の外を雷鳥のお出まし。
それを見て総合園芸家が雷鳥の声を真似て、
「e-ma(のど飴)、e-ma(のど飴)」と連呼している。
そのうちにご飯の時間。
総合大食家が剱御前小屋のご飯を
「うまいな〜、うまいな〜」と大絶賛。
夕食後、総合園芸家と総合大食家と飲み始める。
そのうち、みんな集まって談話室でプチ宴会。
終始、笑い転げて腹筋増強。
この人たち、なんでこんなに面白いんでしょ・・・f^^;
そんな感じで1日目の夜は更けていきました。
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