≪2日目:剱御前小屋〜別山〜真砂のコル〜真砂沢(滑走)〜剱沢〜
剱御前小屋〜雷鳥沢(滑走)〜雷鳥沢ヒュッテ≫




起きるや否や、みなさまの面白ギャグが始まる。
もう、腹筋が痛いんですけど・・・

朝食時、総合大食家は
「昨日の晩ご飯美味しかったな・・・。今日の晩御飯も昨日のみたいなのが出ないかな。」
まだ朝なのに、もう夕食のことを考えておられます。
さすがっ☆






朝食を済ませて別山へ向かう。
別山へはそれほど雪も残っておらず、アイゼンは付けずに
板を担いで上ります。
しかし、私はプラソールなので雪のある場所は要注意!






雷鳥さん出現です。



特にこのアンヨがなんとも言えないくらいに可愛い



ひょこひょこと・・・



こちらに寄ってきました☆




でも泣き方はカエルみたいなんだよね・・・f^^;
よく、「そのギャップがいい!」って言いますが、
雷鳥さんもそうでしょうか?

って、雷鳥に夢中になっている間に前の3人は遥か前方へ。
写真ばっかり撮っててごめんなさい。



しばらく歩いて・・・


剱がいい感じで見えてきたところで、
またまた!
雷鳥さんがパタパタパタ〜、「ゲゲ、ゲゲッ」っとやってきて、
いいポジションでとまる。

しかも、

「はよ撮らんかい!」

とばかりにカメラ目線。



せっかくカメラ目線で止まっていてくれたのに、
私のデジカメは接写モードか何かになっていて、
ボケボケ写真になってしまいました。

それでまた遅れを取ってしまいました。
ただでさえ歩くのが遅い私がそんなこんなで写真ばっかり撮ってるから、
前を歩いている総合園芸家、総合大食家、総合滑雪家と随分距離があいてしまった。
うしろをずっと付いてくださってた、総合妄想家さま、すみませんでした。




別山に到着☆


絶景に感動してみんな写真撮影♪

 

総合大食家☆写真集





総合妄想家と総合滑雪家は滑走ルートの偵察に。





真砂沢へ向かいます。









私のブーツはゲレンデスキー用ブーツで山歩きようではありません。
したがって、滑走のみの目的で設計されておりますので、
足首は前傾姿勢で保たれております。
そしてソールはプラスチック。
こんなブーツで歩いていること自体後から自分で感心します。





歩くの遅い+ブーツがゲレ用
で、またまた遅れを取る。




なのに、遅れている割には私達2人は稜線に出てから岩場を歩く。
前の3人はトラバースして歩きやすいところへ。
3人に追いついたところで、「えらいところ歩いてきましたね」と大食家に言われ、
妄想家:「パノラマコース♪」

なるほど・・・





滑走準備開始です☆
なんか、どきどきします。
出だしは急なので、緊張・・・




青の矢印辺りを滑走します。






準備万端☆
その前に1枚パチリ。
「妄想家さん、撮りますよ」
といっても、集合写真は拒否される。



真砂沢の滑走、出だしは斜面が落ち込んでて、急で怖いんですが、
八方の黒菱も出だしはこんなんか・・・

斜度がマシになるまで、斜めにおりる。
でも。斜滑降でおりるのは
ゲレンデ以外ではやっぱりちょっと抵抗あり。

雪崩が・・・

針ノ木で斜面の急さに戸惑っていたとき、斜滑降でスルスル〜と滑ったら、
雪面が安定していなくて地盤が軟らかいような、このまま地盤の塊と共に
落ちていきそうな気さえするような感覚だった。
そんな感覚はこの真砂沢にはなかったので安心した。



第1滑走者☆総合園芸家

いや〜華麗です!
テレマークスキーの人は本当に凄いと思います。
私なら1ターンで太ももパンパンになっちゃいそうだ。



第2滑走者☆総合滑雪家

さすがさすがの滑雪家です。
今回はテレではなく、アルペンスキー。
こんなに小さくてもフォームが綺麗!

ギャラリーが数人いて、
「おお〜!」 「すご〜い!」
など、歓声が聞こえてきた。




第3滑走者☆総合大食家

力強いダイナミックな滑り。無敵☆
どこへでも行けちゃいそうです。


第4滑走者☆総合山岳ロボ
ここは写真なし!



第5滑走者☆総合妄想家

うしろでみんなの写真を撮ってくれたりしていたので
一番最後に滑走。
ルンゼとのナイスなコラボレーションです!




総合滑雪家☆

上からどんどん人がおりてきました。





総合山岳ロボ☆




プチ休憩



ちょっと下ったところに八峰の一番端っこのピーク




総合滑雪家、勢いあまって転倒。

大丈夫ですか?





休憩し・・・



また登って・・・








はじめまして、チョージローさん(長次郎谷)





はじめまして、ヘイゾウさん(平蔵谷)






また休憩しては・・・




またのぼり・・・





長い長い剣沢を登ります。








ようや剱御前小屋に到着。



次は、またスキーを履いて



雷鳥沢を滑走します。




いけ〜!びゅーん!




ひゃっほ〜い!




いえ〜い!





ひゅ〜!


これは写真撮る人の腕がいいのね♪
我ながら満足☆






雷鳥沢ヒュッテまで頑張って歩きます。
もう最後のころはクタクタです。

最後からトロトロとみなさまのだいぶ後ろから
追いかけます。

そんなこんなでようやく雷鳥沢ヒュッテに到着。




☆とりあえず、小屋前でレッツ
おつかれさまでした〜


いやはや、今日は本当によく歩きました。
移動距離にしたら結構ありますよね。
これもスキーの醍醐味。



山小屋では先に布団を敷いて寝場所のじゃんけんをし、
それで決まった自分の場所へ移動。
私は押入れの横だったが、ぷ〜んと異臭がする。
押入れの臭いだと思ったけど、どうやら上の方から・・・
「なんか、この辺臭いんですけど〜?あ!!これかな!」
それはハンガーに吊り下げられた帽子の中に入った靴下でした。

「この帽子、物入れに出来て便利やわ〜」と言って色々放り込んでおられたが・・・
次の日、頭に臭いは移らなかったでしょうか?f^^;

こっそりポケットからふりかけを取り出す総合滑雪家。
剱御前小屋持ってきたんですか?!
夕食に向けての準備万端です。

布団に入ってからも、修学旅行のようなノリ。
笑ってばかりでなかなか眠れない。

この日も皆様の面白さ満開で夜は更けていきます。



≪3日目:雷鳥沢ヒュッテ〜国見岳〜室堂〜立山駅≫





浄土山から滑走の予定で出発









既に長蛇の行列






一の越方面、綺麗に晴れていたが、、、





みるみる雲が出てきて雄山は雲の中へ





浄土山が雲に覆われるのも時間の問題。
予定変更の作戦会議。





行先を国見岳に変更。





























国見岳山頂付近





































































雪の大谷を見下ろして休憩。













雷鳥撮影会後、室堂へ戻る。




室堂に戻ってきて、ちょうど私が1日目にこけて大恥かいた辺りで
総合妄想家、大転倒。
残念ながら、私だけ見れなかった!
妄想家の屈辱・・・小さい子供に「大丈夫ですか?」


これを記念して総合滑雪家が作詞・作曲☆


さぁ、みなさんご一緒に!

♪♪ テレマークマン、テレマークマン、Tちゃんは室堂のおどけ者〜 ♪♪

(作詞:総合滑雪家)





雪のない下界へ戻ってきました。
緑も生い茂ってもう夏のよう。
スキーシーズンももう終わりか、、、寂しいな。

今回の立山BC、
物真似オンパレードだったり、しょっちゅうお腹を抱えて笑ったり、
ワイワイ、ガヤガヤ、ずーーっと賑やかな3日間だったので、
家に帰ると急に静まり返ってしまい、ちょっとさみしかったです。

また腹筋増強のために笑わせてくださいね〜♪

一回り近い歳の差があるのに、修学旅行みたいなノリでとてもとても面白かったです。
通常は緊張でいっぱいの雪山ですが、緊張しすぎる私としては、
こうやって緊張しすぎを緩和して頂いたほうがありがたいのかもしれません。

楽しく面白い皆様には本当に沢山沢山大感謝です。
皆様、楽しい山行をありがとうございました!!




〜あとがき〜

今から思い出しても本当にいつもクスクス笑っちゃうくらい
本当に楽しくて面白い山行でした。
立山のビックスケール+皆様のこの上ない面白さが
楽しさを倍増させました。
いつまで経っても良き思い出です。
そしてこれからも。

「ロボ」という愛称も今となってはとても愛着が湧いて
気に入ってます♪
(返納しませんよ!)

2014〜2015年 シーズンで5年以上ぶりに皆様再会して、
記録としてUPしようと決めたのでした。

私が今楽しくBCできるのは長いブランクがあったにも関わらず
皆様があたたかく迎えて下さったからだと思います。
本当に感謝してます☆

そして、今後ともよろしくお願い致します。






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