阿蘇山
(登った山:杵島岳)
日程:2010年5月某日
朝起きると車に沢山の黄砂・・・
違う、黄色くない。
白い。
火山灰だ・・・
すっかり愛着の湧いた鹿児島に別れを告げる。
その前に!
桜島をまだ1回も見てない!!
見えるビューポイントは何回も通過しているのに
火山灰や黄砂で全く見えていなかった。
今朝は見えるかなぁ。
ちょっと高台にある公園を見つけて行って見る。
すると、あーーやっぱり真っ白で見えない。
と、がっかりしていると、なんとなーく、
うっすらシルエットが見えてくる。
さらに見ていると、そのシルエットは次第にくっきりしたものとなっていった。
お〜桜島よ!!
なんだか私のために姿を現してくれたような気さえした。
桜島も見れたところで、今日は阿蘇山と九重山を見ようと出かける。
さらばじゃ、鹿児島。
と、公園から少し下がったところに、
せごどん。
(西郷どん)
鹿児島ではせごどんというらしい。
そして、この日は阿蘇山へ。
阿蘇山って、修学旅行とかで有名ですが、行ったことなかった。
しかも、阿蘇山って一体何なのか、どんなところなのか知らずに行った。
☆草千里
広大な草原と山、このときは
「あ〜きれいだなぁ」で終わる。
硫黄販売
「あり・ムカデ・アブラムシ・ヘビなどにどうぞ」
「どうぞ!」
有料道路を上がって、観光地のメイン、中岳や砂千里へ。
おお〜!!
中岳、現役活動中。
見るからに毒々しいグリーンです。
砂千里、中岳火口も人がいっぱい。
観光地って感じで何だかテンションが上がらない。
☆米塚
きれいな形のカルデラ。
抹茶のシフォンケーキ☆
ここは登山禁止です。
☆杵島岳
30分もいらないくらいの時間で登れそう。
ってことで登ってみる。
登山道。分かるかな?
☆杵島岳山頂
杵島岳に登ってみると、
何と下からは全然カルデラに見えなかったこの山も
真ん中にぽっこり穴が開いていて、
立派なカルデラだった。
☆杵島だけのカルデラ
近すぎて分かりづらいけど・・・
そして、ただの広大な草原だと思っていた草千里。
上から眺めると、草原を囲むように烏帽子岳の左右に伸びる裾野が円を描いている。
これもカルデラか・・・
そして、米塚
上から見ると一層きれいな抹茶のシフォンケーキ♪
下から見ても分からなかった地形。
高いところからみると、そこらじゅうカルデラ地形が見られる。
そしてそれらをぐるーーーーっと大きく1周囲む外輪山。
カルデラの中に街ができてるのが、阿蘇。
「あっそ〜」
なんて、絶対言えないくらい素晴らしい☆
書きたくなったので書いてみました♪
どっかで見たような絵???
縦長の大きい枠が外輪山。
その中の小さい火山たちと町。
いや〜、ホント馬鹿だけど、私、知らずに行ったんだよ^^;
自分でもあきれちゃう。
でも、知らなかっただけに、ホント感動した☆
さすが、火の国九州です!
(ちなみに、火の国を売りにしているのは分かるけど、「火の国レストラン」とか
そこらじゅうで火の国を使いまくっているのはどうかと思うよ・・・)
阿蘇の麓には牧場が広がっていて、馬がいっぱい。
平らな牧場の向こうに険しい阿蘇の山脈がギザギザ連なっている風景は独特でした。
かわゆい子馬も発見。
とても人懐っこかったよ♪
阿蘇に別れを告げて、やまなみハイウエイで外輪山を越えて
九重方面へ。
九重も活発に活動してました。
ここはここでまた阿蘇とは違った感じ。
本当は九重も近くまで行きたかったけど、
ちょっと時間が足りない〜
道の駅から厳格な姿だけ遠目に眺めました。
帰りに、湯布院にも寄りました。
☆由布岳
独特の形。
ここも登ってみるとカルデラだったりするのかなぁ?
☆湯布院の森
乗ってませ〜ん^^;
撮影だけ。
駅員さんが、「写真撮るならどうぞ」ってホームに入れてくれた。
☆どんぐりの森
☆トトロ
湯布院を最後に帰途に着きました。
帰りに明太子を買おうと九州の大型スーパーへ。
「ユーミータウン」
じゃないよん。
「ユメタウン」
です☆
こっちのSATYとかイオンのようなもんかな?
☆魁龍のとんこつラーメン
福岡まで下道で走って、とんこつラーメン食べて帰りました。
ちょうど帰るころから、雨。
早めてよかった。
なかなか遠くて行く機会がない九州だったけど、
ザックが担げないということで、いいきっかけになったかも?
こんな火口だらけの山行は初めてで新鮮だった。
山へ来ているって感覚じゃない。
まだまだ見れてないところもあるし、
芋焼酎おいしいし、また行きたいな♪
とくに鹿児島をもっと散策したい。
遠いけど・・・^^;
あと、夏は死ぬほど暑そうだから、
やっぱり、春くらいに☆
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