1 DAY☆涸沢

日程:2010年7月10日
山行お仲間:とりっぴ、モン吉



行程:上高地〜横尾〜本谷橋〜涸沢〜本谷橋〜横尾〜上高地




とりっぴに誘ってもらった、久しぶりの北アルプス。
「1泊で涸沢なんてどうかしら?」
「行く行く〜♪」

私の肩も気遣ってもらってテントじゃなくて小屋泊に。
荷物まで持ってくれるって。
ありがたや〜

そんなこんなで楽しみにしていた週末前、
木曜日の晩にあまりの蒸し暑さから部屋の窓を開けっぱなしで寝てしまう。

金曜日の朝起きたら咽がおかしい、変な咳がでる。
まぁ、この程度なら大丈夫だとおもって、予定通り向かう。

念のため用心してドラッグストアでの風邪薬(葛根湯)と、
風邪薬と併用すると効き目UPという栄養ドリンク(1本998円、高っ!)
を飲んで高速のPAで仮眠に入る。



これで大丈夫!!

と思いきや・・・

・・・寝ていると・・・
暑くて暑くて眠れない。
咽が腫れて息苦しい。
咳が出始める。

そのうち起床の時間がやってきて
起きると声は、おっさんの声に声変わり・・・
体も若干だるい。
やっばいな〜

でもここまで来たんでとりあえず沢渡に向かう。
体が冷えやすい体質の私は山小屋で一晩過ごすと多分風邪をこじらせる・・・
う〜ん・・・困った・・・

現地でとりっぴろと久々の再会!
10月以来だね〜♪
事情を話すと、快く「じゃ、日帰り」でと行ってくれた。
申し訳ない・・・ほんまにほんまにありがとう〜〜☆☆☆


日帰りでどこに行く?
焼岳なんかも浮上したけど、やっぱり穂高に近づきたいね。
焼岳、お互い行ったことないんだけどしっくりこず、
やはり涸沢方面にいけるところまで、なんて感じで出発。
日帰り涸沢、ここらでは冗談っぽいノリの話程度だった。



5:20 上高地



もうこんなに明るいんだね。
10月だと、まだ真っ暗なのに。



ひっそりとした、河童橋。





今日のお天気は期待できそう♪





ボーイッシュにきまっているボス。
私も一緒にNewスタイルしたかった〜
というのも、今日から短パン&スパッツデビューしようと思ったのに
スパッツを忘れたのだ・・・
生足じゃ・・・ねぇ^^;
というわけで私は旧スタイルっす。。


白山から1年経つんだね〜なんて話しながら歩く。
あのときもまだ梅雨明けしてなかったね。




7:00 徳沢



徳沢の公衆電話からしるふれいに電話。
「急なんですが・・・今日の宿泊の予約はできますでしょうか?」
「いいですよ〜」

やったぁ〜〜!!
これで、今晩ゆっくり休める。
しかも、しかもだよ、
ずっと行きたくても、タイミングが合わなかったりで
なかなか行けなかったしるふれいに!
突然の予約に応じてくださって本当にありがとうございます!




8:00 横尾



「本谷橋に9時までについたら涸沢行こう!」
と決定。
の割には、横尾を出発したのは8:15ごろですけど??






え〜、あ〜、はい、
その、あの、旧式スタイルです・・・(涙)






屏風にも少し雪が残っている。





連日の雨の影響か、梓川の川の流れる音がすごかった。




9:08 本谷橋




9:08って微妙な時間・・・じゃん?
でも行っちゃえ!^^v


本谷橋を少しこえたところで、ちょっとしんどさを感じる。
声もおっさんから、お相撲さんみたいにかすれてくる。
どすこい〜どすこい〜
唾を飲み込むと喉がめちゃ痛い・・・
でも、のど飴頻繁に口に運びながら
もうちょっと歩いてみよう、と歩いてみる。




空がどんどん晴れてきて、気分が↑↑↑
しんどさも気にならなくなってきた。








1年ぶりに見る高山植物たちにも会えて嬉しくなってくる。
この時期はお花も多くて本当に楽しいな。





涸沢が見え始めてきた♪
何だか早いやん?





途中から雪道にもなって、あれよあれよという間に涸沢ヒュッテが近づいてきた。
もうちょっと!





アイゼンもなしでいける感じ。




ここから小屋の入り口まで階段が作られていました。
ありがたや。
1段、壊してしまいました・・・ごめんなさい。

あ、スタート地点とその後の行程は正確に伝えましょう(笑)





何気に私にはたった2回目の涸沢。
前に涸沢へ行ったのは、小屋締めの11月で、
この建物と建物の間がふさがれていた。
そのときも穂高に粉雪みたいに冠雪していて素敵だったけど・・・

夏のシーズン、穂高が眺められるようにテラスが広がっていて、
これから賑わうんだな〜って雰囲気が伝わってきてワクワク。
夏の涸沢、こんなんなんだ〜♪
こんなに素敵なんだ〜♪
いいね〜☆いいね〜☆

このテラスでパフェ食べたいよー。
毎シーズンやってるのかな??





そして、楽しみにしていたおでん。
特にとりっぴがめっちゃ楽しみにしていたおでん。
私はおでんは好きだけどそんなにめちゃくちゃというほどではない。

でも、ここで食べるこの
ODEN、めちゃ美味しい!!
ペロッと平らげた。
そしたら、体調も何だか良くなった^m^




向こう側もお天気良さそうだ☆




この景色をもっと楽しんでいたいけれど・・・



今日中に上高地まで戻らなければなりません。
涸沢休憩、小一時間でもう出発です。
もったいないけれど、ここまで来れただけでも良かったよ〜
17`歩いてきたから、あと17`歩かなきゃ〜

でも、夜はしるふれい♪
なんか頑張れる気がしました。


珍しく?ポーズも撮らずに記念撮影♪





ありがとう、涸沢!
また来るね。

そして、涸沢を出発。


下りの雪道、ありがたいね〜
ひざと腰に優しいよ。

岩々、石々のジグザグ道をショートカットして楽々♪
たまには滑ってキャ〜とかいいながらでも楽しい。

雪道終わってちょっとがっかり。
岩道になってから、荷物が軽いからとドズンドズン歩いていたら腰が痛くなってきた。
気をつけよう・・・





本谷方面。
また行くことあるかな?





本当に、本当にいいお天気♪



梅雨の晴れ間、見事にGETだね☆




☆ゴゼンタチバナ




日が差してきれいだったのでパチリ☆

本谷橋から横尾間で、木に手をついたとき、

「うぎゃぁぁぁあ〜!」

巨大なめくじみたいなものを手で押しつぶしてしまう・・・
気絶しそうだった。。。
巨大ナメクジは気絶したとおもう。




13:55 横尾



あ〜ここから、3時間。
でも、まだ気持ち的に余裕があったとおもう。
まだ、まだね、まだこのときは、ね。




足元、暑そうや・・・



ちょうど徳沢手前で燃料がきれてくる・・・
時間はきついけど、やっぱりソフトクリーム食べたい。。


15:00 徳沢



と、こんな要望に快く応じてくれたとりっぴ、ありがとう。
美味しかったし、生き返った〜




徳沢ではもうすでに足がとても痛かった。
ソフトクリームたべてるうちにちょっとはましになったけど、
歩き始めると、それも束の間。
足の裏が痛いのに加えて、右足首も痛くなってくる。
何年か前に痛めた靭帯・・・
気持ちもちょっとブルーに。

すると、それに追い討ちをかけるように雨がぁぁぁ〜〜!!

「軟弱2人が軟弱でないことをするから雨がふるんだよ〜」と、とりっぴ。

ふむふむ。
(納得)


さすがに雨がきつくなってきたので、かっぱを着る。
とりっぴも、私もほぼ無言で歩く。

明神で止まることもなくスルー。
雨のおかげというのも、変だけど、普通よりも急ぎ足になったかも。

小梨平に着いた頃、日が差してきたのと、やっと着いた〜という気持ちとで
急に足の痛みが出てきたように感じた。

病も気から、痛みも気から・・・かな。

雨が降ったので、この間の写真はありません。





河童橋に、新郎さんと新婦さん。
山が好きなお二人が結ばれたのかな?





上高地も雨が降ったあとに日が差してきたみたいで、
木の葉っぱについたしずくがきらきら、太陽に照らされて綺麗でした。


クタクタになってタクシーに乗り込んで、しるふれいへGO!
温泉で汗を流して、体もあったまって、
ふぅ、生き返る〜〜〜。




この日の夕食、お腹いっぱい頂きました。
美味しい夕食ご馳走さまでした♪
どれもこれも大満足。

夕食食べ終わったらテレビのあるくつろぎスペースでお喋り。
オーナーさんがお茶とアイスも出してくれて、
3人でお喋りが始まる。
楽しかった。

そして、不思議なことに、本当に沢山喋ったのに
この間、声が普通だった!

しるふれいマジックです☆





朝食ももちろんペロッと完食!


ホントゆっくりできました。
ありがとうございました。
ご親切に風邪薬まで頂いて、本当に本当に助かりました。
スタミナいっぱいの美味しいご飯+あたたまる温泉+風邪薬+楽しい山の話。
これで風邪が治らないわけがありません。

夜、あんなに沢山食べたのに、もう朝、おなかがグーってなってたし^^;




しるふれいのNew Faceちゃん。

山に登りたくて遠いところから遥々やってきた可愛い女の子です。
あまりに良い感じだったので私も載せちゃいました☆
これからお山をめいっぱい楽しんでね♪

安房トンネルが社会実験で無料になったので、飛騨側から帰りました。




(よく見ると、私、フリース着てます・・・暑苦しい?)

急遽日帰りで応じてくれて、とりっぴ、本当にありがとう〜♪
お陰で寝込まずにすみました。
とりっぴとこんなにロングルート歩くなんて思ってもみなかったけど
いい思い出になったね☆

「旧スタイル〜」、とか、「おっさんにしか見えない〜」とか色々言われたけど、
今度は、山ガールになれるかどうかは分からないけど、
おっさんスタイルくらいからは脱出してみせます。

って、ちょっと失礼やな。
おっさんだって、最近はお洒落な人が多いぞ。


今度はお互いNewスタイルで、また一緒に遊んでねんねん☆





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