御前岳前衛BC
(1735m)

日程:2015年1月25日
山行お仲間:茶さん、魚さん、栗さん、ロボ



≪行程≫
白弓スキー場下~旧ゲレンデトップ~東に続く谷を上がる~尾根沿いに1735地点まで
復路はほぼ来た道もどる
標高差約1100m



2015年の初BCは?
奥美濃の御前岳前衛、って御前岳はもっと奥にあるんだけれど、
手前にあるから前衛なのかな。
正式な名前はついていないんだそう。

当初のお天気予報は良かったので、
もっと日本海側へ遠出予定だったけど、
予報がどんどん変わって日本海側は雨予報に。





ということで、行先は、御前岳前衛。
とはいえ、標高差約1100m。
この間バテバテだった私はついていけるのだろうか???

毎度のことながら不安を抱えつつ出発!

またもやこの日も始まりは雨。
元々雨予報だったしな~




準備段階から既にあたたかい。
出だしからみんな上着はザックへ。


7:10 白弓スキー場駐車場を出発




またもやどんどん離されそうな予感・・・





振り返ると、西側は晴れている!
正面に見えるのは三方崩山

こわいネーミングだね。
三方が崩れてるらしい。


これはお天気期待できるかな?




綺麗に晴れている西側をパチリ、パチリ☆






8:10 ゲレンデトップに到着





ここからは急登になり、
一旦緩んだ雪が凍ったりもしていそうなので、、、





皆さん、テレマーク用のスキークランポンを装着
その名も★アイゼくん★

私以外は全員テレマーク。

そっと置いてビンディングにブーツをはめ込むときに
ガチャン!!と固定。
ちょっとアナログ式?





さぁ、ここからが大変!
急登になってくると、キックターンがうまくできない。
あれ?
あれれ?

キックターンごとに転倒、そしてシールはずれ、そしてまた転倒。
迷惑かけてばっかり。。。
今日は行程も長いので、みんなが登頂できないんじゃないかと、
一人で降りることを考え始める。





でも後ろから魚さまのあたたかいサポート、
茶さまの華麗なキックターンの伝授により、





何とか尾根が見えるところまで来れた。
私がもたもたしている間、
栗さまは先頭でずっとラッセルありがとうございます!





シール歩行のままで尾根に乗っかろうと思うものの、
左は大きな雪庇。(しかも重そう・・・)
右は急な上に雪庇も乗っかっている。

でも幸いなことに、ちょうど沢の中心部分から尾根に抜けるところだけ
雪庇がついていなかった。





とはいえ、シールのままでは困難。
それぞれ板を担いでツボで上がる。





魚さまにラッセル代わってもらいました。
よく考えたら、病み上がりでしたよね・・・

ごめんなさい。
もうちょっと頑張れば良かったです^^;





10:20 尾根に出たところでプチ休憩
(1350m付近)

このあたりの雪は表面がクラストしていて
やな感じ。
こんなんがずっと上まで続いてたらやだな~
とこのときは思っていた。






さぁ、再び出発です!
右足は前!左足は後ろ!






緩やかな尾根道を行きます。
もうここからは楽ちん♪





お日様も差して来ましたね!!
テンションが徐々に上がってくる。





踏み跡も何もない・・・





今日は私たちだけかな?





同じような写真をパチリ、パチリ☆
だって綺麗なんだもの。





歩きやすいし、快適~♪






静寂の自然に囲まれて





本当に癒されます。
やっぱりやめられないね、山は^^





こんなに綺麗だけど、、、





後で荒らしちゃうんだけどね^^;




いいとこ歩てますね~
皆が思い思いに好きなところを歩いていました♪





三方崩山の向こうに白山が見えた。
白山、3倍くらいの収容人数の山小屋を作るなんて話があるらしいけど、
私はちょっと反対です。





あとちょっとかな~





あとちょっとだよ




この辺りが1735m!

12:15 御前岳前衛 到着!

5時間かかりましたね。
足ひっぱってごめんなさい。




約30分ほどの休憩&滑走準備



  


いざ、滑走!
左足は前!右足後ろ!





GO!!





うお!魚さま!





ファットスキーが見事に浮いてます!
浮遊感はいかが?
いいの撮れました~~~





栗さんもいい感じで浮いてます♪






何回も撮りたくなっちゃいますよね~




そしてずっと眺めてたい~~






とずっと眺めてるわけにいかないので
行きますよ~





パウダー最高~!!





埋もれてまーす♪





といいところも束の間・・・
あっという間に、ツボで上がってきた地点に。

13:40ごろ

ここから急な部分だけ板を担いで皆様はピッケルを持って。




魚さま、決めポーズでパチリ☆





先頭茶さまで行きます!






私はゲレンデ用ブーツなのでアイゼンつけて
ストックで。

サクサク~♪




サクサク~♪

写真で見るとあまり急に見えないけど、結構急なんだけどなぁ






そしてまた板を履いて沢を滑走!





ヨシ!





途中、木に激突しそうになり、
木はよけたものの、気のすぐ下にあった大きな雪の塊に突っ込み
上体が前に放りだされて顔面ごけ。
左足は板が外れたが、右足がはずれなかったので
足をちょっと捻った。
こんなこけ方久しぶり^^;
ちょっと調子に乗りすぎたかも。






デブリでぼこぼこ。
ちょっと滑りにくいんだけど、
横にそれてみたり皆各々気持ちよさそうな斜面を探して滑走。




終始、楽しい♪楽しい♪と茶さま^^





14:35

あっと言う間にゲレンデトップに。
あ~あ~

でも、最後はこの美味しそうなノートラックが待っているぞよ!!

いざ!と滑る気満々になっていると、

「休憩!」

の号令(笑)





朝は雲の中で見えなかった三方岩岳。
これは本当に2000m級の山?
北アルプスに負けずとも劣らないです。
今年の雪の量、やっぱすごい。




最高の最終滑走にするために
じっくり休憩。
お天気良くて心地いい♪





最後は、誰も滑っていないこの斜面を
4人のシュプールでいっぱいにして来ました♪


14:35 駐車場着


温泉に立ちより、お風呂あがりにかんぱーい。
最近は下山後のノンアルコールビールとお蕎麦が恒例みたいです^^







おつかれさまでした~
いや~疲れました~

もう足が動かなくなるくらい。

でもすごい達成感☆


あの沢でひきかえさなくて良かった。
あの景色もパウダーも静寂も味わえなかっただろうから。

皆様のサポートに大感謝です!


今回も沢山ありがとうございました!
しばらく余韻で日々の仕事が頑張れます♪




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